インテリアはそのままでリビングのおしゃれ度がアップ。壁に貼るステッカーはいかが?

わが家のリビングは白い壁に白い天井現代風の一般的なリビングルームです。

明るい印象で、清潔感があって、家具やインテリア、絵画などがよく映えます。狭いリビングも広く見せてくれる効果もあります。白い壁が選ばれる理由がよくわかります。

でも

  • 白い壁、飽きてきたな
  • ちょっと変化をつけたいな
  • もうちょっとおしゃれにしたいな

と思うこと、ありませんか。

新しく家具を買ったり、模様替えをしたりする時間はないし、そんなに手間もかけたくない。簡単にリビングの雰囲気を変えたい。
そんな時、活躍するのが、

たらららったら~♪(ドラえもんふうに)

  • ウォールステッカー

です。


ウォールステッカーは2種類あります。用途で使い分けてみて


ウォールステッカーは大きく分けて

  • 転写タイプ
  • シールタイプ

の2種類があります。

転写タイプは、シールを一度、透明のシートに移してから(=転写してから)、壁に貼ります。しっかりと貼れて、壁に直接絵を描いたようなきれいな仕上がりです。価格は少し高めで、1万円前後のものが多いです。

上の写真は、わが家のリビングの一角です。白い壁が殺風景だったので、貼ってみました。

葉っぱが2色使いなので、「ペタっ」とした感じがなく、ナチュラルな印象。枝の作りも細かくて、見栄えがします。「カフェスタイル」「ナチュラル」「北欧風」「モダン」などいろいろなタイプのインテリアに合うと思います。

鈴(リン)ちゃん
転写タイプか……。むずかしそうだにゃん。
ゆうり
それが、意外に簡単なの。ちょっと説明するね。

転写タイプのウォールステッカーを買うと、(1)ステッカーと(2)透明の「補助シート」が入っています。
ステッカーの上に補助シートをかぶせるように乗せて、タオルや指で優しくこすっていくと、ステッカーが補助シートにくっつきます。それを壁にペタッと貼って補助シートをそっと剥がせば、ステッカーだけが壁に残る仕組みです。
補助シートは透明なので、目で確認しながら貼れます。
不器用な私が貼っても、プロのようなクオリティの高い仕上がりになりました。

作業の順序としては、まず、補助シートを使って木と枝の部分を貼り、その後、枝の周りに葉っぱの部分を貼っていきます。鳥や鳥かごなど小物の位置はお好みで。

ただ大きいので、時間はかかりました。わが家のリビングに貼った、写真のウォールステッカーの出来上がりサイズは、縦185センチ、横130センチほど。1人で作業して1時間半ぐらいです。

最初に太い幹の部分から貼っていくのですが、位置を決めるのに少し勇気が要りました。その後、枝を、幹の方から手で撫でるように貼っていきます。この工程は丁寧にやらないと、枝がきれいに貼れません。枝が細くて複雑な模様な作りにあっているので、ねじれたり折れたりしないように注意しました。

幹と枝が貼れれば、あとは葉っぱのパートです。一枚一枚貼るのですが、少し貼っては壁から離れてみて、全体のバランスを確かめます。アーティストになった気分で黙々と作業を進めました。

時間はかかりますが、作業はとても楽しいです。木の葉や草花など細かいパーツが多いタイプのステッカーは、貼る位置や角度などを工夫して、オリジナリティーを出すこともできます。お子さんといろいろ相談しながら作業すると、お話しが弾むと思います。お友達同士でにぎやかに作業するのも楽しそうですね。

転写タイプのウォールステッカーはサイズが大きかったり、柄が複雑だったりするものが多く、とにかくインパクトがあります。寂しかった空間やちょっと古ぼけて見えていたスペースも、あっという間におしゃれな空間になります。
壁にウォールステッカーを貼るだけで、お部屋全体の雰囲気が変わるなんて、インテリアって本当に不思議だなと思います。

リビングの大きな壁面に貼るのがお勧めです。

わが家に来て「カフェに来たみたい!」とほめてくれたお友達は、後日、「うちのリビングもステッカーを貼って、カフェふうにアレンジしてみたよ」と報告してくれました。

リビングのステッカーは、インスタ用に飼い猫の写真を撮るとき、撮影場所としてよく使います。

もう8年ほど貼りっぱなしですが、はがれたり、色褪せたりしていません。
逆にはがすときも壁を傷つける心配もありません。

シールタイプは、普通のシールと同じ要領で、簡単に貼れます。ハロウィンクリスマスといった季節の行事に合わせて張り替えることが可能です。小さいものが多く、手軽に利用できます。価格もお手頃で、最近では100円ショップでも見かけます。

お誕生日などちょっとしたお祝い事で、ホームパーティーを開くときも、部屋がおしゃれになるのでお勧めです。後片付けも簡単です。

こちらのタイプは、わが家では、トイレに貼っています。

このステッカーはお値段500円。
サイズは高さが30センチ、横が21センチ

転写式タイプに比べて、簡単に貼れますが、細くて長い部分があるデザインだったため、注意が必要でした。上の写真のものは、枝の部分がくるりくるりと回ってしまって、少し苦労しました。

ただ長期間貼っていると、端っこから少しずつ剥がれてきてしまいます。手軽に短い時間、壁にメリハリを付けたい時はシールタイプ、気合を入れてお部屋のインテリアのイメージを変えたいときは転写タイプ、と使い分けるといいですね。


壁紙の色を変えるという方法もあります


これからお家の建築やリフォームを計画していらっしゃる方は、白色以外の壁紙を選ぶのも楽しいと思います。

わが家を建てた時は、考える時間もあまりなく、勇気もなくて、ほとんどの部屋の壁で「無難な白」を選びました。リビングは白でよかったと思います。でも、寝室は明るめのブラウンとか、洗面所は落ち着いたグリーンとか、他の部屋については色で遊べばよかったかもしれません。

娘の部屋だけは水色の壁紙を使っています。

当時、小学生だった娘は「絶対、ブルーのお部屋がいい」といって譲りませんでした。壁4面のうち3面を、1面と天井をにしました。雰囲気があって、おしゃれな子供部屋になりました。

他の部屋の壁については、壁紙の上から塗ることができるペンキなどがあるようですから、時間ができたらチャレンジしてみようと思います。


ステッカーを使っておしゃれなリビングにトライ


それではまとめです。

  • リビングの印象をガラリと変えたい。
  • 家の中にもフォトジェニックな空間を作りたい。

そんなときには、おしゃれなウォールステッカーを使って、模様替えすることをお勧めします。

お部屋の雰囲気を変えるために新しい家具や雑貨を買うのであれば、それなりのスペースの確保も必要になりますが、ウォールステッカーなら壁に貼るだけなので、白い壁があればOK。特に空間は必要ありません。

ウォールステッカーには

  • 転写タイプ
  • シールタイプ

の2種類があります。

【転写タイプ】は大きくて、形も複雑、とてもインパクトがあります。大きさに比例して、値段もそれなりに高く、作業にも時間がかかりますが、おしゃれなインテリアを長く楽しめます。
わが家のリビングの壁に貼ったものは、
サイズ:縦185センチ、横130センチ
価格:約1万円
作業時間:1時間半(1人で貼りました)
です。

【シールタイプ】はサイズが小さいので手軽に楽しめます。行事やイベントの時の飾りに最適です。リビングだけでなく、洗面所や子供部屋など家のあちこちに貼ることができます。ただ、時間が経つと端っこからはがれてきてしまいます。
わが家のトイレの壁に貼ったものは、
サイズ:縦30センチ、幅21センチ
価格:約500円
作業時間:10分(1人で貼りました)
です。

壁を使ったおしゃれなインテリアを楽しんでみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都在住。ライター&翻訳者(英語、中国語)として活動中。夫、子ども、猫の3人+1匹暮らし。趣味は、猫と遊ぶことの他、旅行、アクセサリー作り、景色と雪質の良い場所限定でのスキーです。よろしくお願いします。