わが家の部屋の掃除は、日々、ルンバががんばってくれています。
でも、ルンバは働きぶりがちょっと大雑把です。家具の脚や部屋の隅など、どうしても掃除が行き届かない箇所が出てきます。また、階段を始めとする段差の掃除も苦手です。
そんな部屋の掃除に役立つ道具が2つあります。
それは
- コロコロ(粘着クリーナー)と
- 箒(ほうき)
です。
わが家では、各部屋+洗面所に1つずつコロコロを置いています。便利です。
箒はコロコロとペアを組んで、よい仕事をしてくれます。今回は、箒についてご紹介します。
わが家で愛用しているのは、白木屋傳兵衛のミニほうき。ちどりが描かれた「はりみ」(紙製ちりとり)と一緒に使います。
かわいらしくて、テンション上がります。
白木屋傳兵衛は、1830年創業の「江戸箒(ほうき)」の老舗(しにせ)です。
白木屋傳兵衛のウェブサイトによると、奈良の正倉院には、天皇が蚕(かいこ)部屋を掃いて、豊作を祈るために使ったほうきが納められているそうです。ほうきは千年以上も使われ続けているんですね。
日本の伝統技術が生かされたすぐれもの
もともと、「伝統」とか「職人技」とか、そういう単語に弱いんです。
デパートで伝統的工芸品展が開催されていたら、必ず立ち寄ってしまいます。
そういうところで、探すものは、普段使いできる、なにか良いモノ。
大きいものだと収納場所に困るし、お値段も張ってしまうので躊躇しますが、ミニほうきは、伝統技術が生かされていて、日常の家事にも役に立ち、価格もリーズナブルで、しかも小さくてかわいらしい。
文句のつけようがありません。
ミニほうきで、ほこりがたまりがちな
- 幅木(はばき)
- 部屋の隅っこ
- 窓サッシのレール
- 階段の隅っこ
を掃いて、せっせとほこりを掻き出します。毎週やっているのに、結構ほこりが溜まっています。主に猫の毛だったりしますが。
このほうきを作った職人さんは、「江戸ほうき」を「芸術品」として扱うことには抵抗があるそうです。ほうきは「使われてナンボ」の「消耗品」とのこと。丁寧に扱えば長持ちする、わが家の大切な生活法品のひとつです。
いい道具を使うと、作業がはかどります。ストレスもありません。
この作業をしていると、必ずにゃんこが寄ってきてお手伝い(邪魔?)してくれるのも、楽しみのひとつです。
うちにある、そのほかの便利なほうきを紹介します
うちにあるミニほうきは全部で3つ。
先ほどご紹介した、ミニほうきの他、さらに小さなほうき(ミニミニほうき)を普段使いしています。
- 1つは、食卓用。主にダイニングテーブルにこぼれた、パン粉の掃除に使います。
- もう1つはパソコンのキーボードなど電気機器用。いい仕事をしてくれます。
ほうきを使って、隅々までほこりを掃き出すのは本当に気持ちいい作業です。
ミニミニほうきなら、思いついたときにすぐ作業できて、すっきりします。
おすすめです。
ミニミニほうきはこうやって冷蔵庫にフックを貼って、並べて吊るしてあります。なかなかいい感じに収納できていると思いますが、いかがでしょう。
【まとめ】部屋の掃除に役立つ道具。用途や場所に応じて、小さな箒を使いこなそう
掃除機だけではなかなかきれいにならない部屋の掃除。コロコロと箒を使うと、労力をそれほどかけなくても隅々まできれいになります。
とくに箒は小さいものを使うと、部屋の隅々だけではなく、パソコンのキーボード、机の上など、あちこちの埃が書き出せます。
箒は日本の伝統技術を使ったものも数多く売られていますので、ぜひいろいろ試していてください。気に入ったものが見つかるといいですね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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