インテリアの引き締め役=リビングに置くソファ選びで気を付けたいこと5点を実例で紹介

ソファの選び方、難しいですよね。

失敗したら、ソファ=モノを置く場所と化し、フローリングの床に直(じか)に座る、なんていう生活になりかねません。慎重になりますよね。

あれこれ考えすぎて、面倒くさくなって、最終的に通販やネットショップで直感で買ってしまったり。

リビングのインテリアの引き締め役として、見た目も大切です。
でも、個人的には、ソファ選びは、一にも二にも「座り心地」だと思います。

他の目的で外出したとしても、ソファ売り場を見かけたら、ひとまず座ってみましょう!

その時はできるだけ、ご家族で。最低でもご夫婦で座ってみましょう。それぞれの好みの違いもありますし、1人で座った時はちょうどよいと思っても、2人で座ると窮屈――ということもあります。

ソファの高さ、背もたれの有無、背もたれの高さ、座面の広さや硬さ、バネやクッションの弾力性。何十個というソファに座って試してみれば、自分の好みもはっきりします。長く座っていても疲れないものを選びましょう。

ここでは、実例を交えながらソファ選びのコツをご紹介していきます。


座り心地だけじゃない。ソファ選びでは次の5点に注意しよう


ソファを選ぶ時に考慮したい点は次の5点です。

  1. 座り心地&寝心地(寝転がり心地?)
  2. サイズ
  3. 素材
  4. 収納

<座り心地&寝心地について>

寝心地は大事です。良すぎても困りますが。

 

<色について>

茶色、白、グレーなどベーシックな色を選ぶのか、もしくは原色やパステルを選んで、部屋のアクセントにするのか、色の選択で部屋の印象はがらりと変わります。

また小さいお子さんがいらっしゃるのであれば、汚れやすい色(真っ白とか)は避けた方がいいかもしれないですね。

ベーシックな色でもクッションやブランケットの色で変化をつけることは可能です。

<サイズについて>

サイズは、ソファを選ぶときの大きな要素の1つです。サイズについては、3点に分けて考える必要があります。

  1. どうやって使うのかということ
    座る人の体の大きさや使い方(座るだけ、または、ゴロゴロしたい等)をよく考えましょう。
    また、ソファで新聞を読みたい、とか、パソコンを使いたい、などの希望がある場合は、そのための幅や奥行きが必要になります。
  2. ソファが部屋に置けるかということ
    インテリアショップに行って、気に入ったソファに巡り合えたら、サイズが記載された紙をもらって帰りましょう。
    家に帰ったら、新聞紙をその大きさに切って、実際に部屋に置いてみましょう。かなり正確にイメージができるはずです。圧迫感はありませんか? 人が通るスペースは確保できますか?
  3. 部屋に搬入できるかということ
    玄関から搬入できない場合、部屋の窓から運び入れることになります。送料が加算される場合もあります。どうやって搬入するかは店員さんとよく相談してみてください。

<素材について>

ソファの素材は主に3つあります。

  1. 本革
    本革の良いところは、やはり高級感があるところ。使うほど色合いに深みが増し、経年変化が楽しめるのもおすすめポイントです。
  2. 人工皮革
    人工皮革は価格がお手頃で、色が豊富な点で人気が高いところが魅力です。

  3. 通気性がよく、価格も低め。モノによっては布の部分が取り外せて、丸洗いできるものもあります。
鈴(リン)ちゃん
これで4つのコツが分かったにゃん。でも、5番目の「収納」って? ソファに収納??
ゆうり
うふふ。ソファに収納って、あまり考えないよね。でも結構大切なの。これから説明するね

ソファに収納があると便利。収納付きでなくても工夫できます


わが家のソファはイデーショップで購入しました。

「セリュー」というラインで、色はライトショコラ、本体は本革張りで脚の部分はブナ材でできています。

3人掛けで、サイズは

  • 幅1900mm × 奥行900mm × 高さ770mm、
  • 座高460mm、アーム高520mm
  • 幅(座面)約1460mm、(肘掛部分)約220mm、床下高さ110mm

となっています。

スクエアなフォルムながら、クッションが柔らかく、座り心地抜群です。

わが家で使っているイデーのソファ。サイズの項目の「床下110mm」(つまり11cm)に、ぜひ注目してください。
つまり、ソファの下に11cmの隙間があるということです。

ここに高さ10cm程度のカゴを置いて、掃除グッズなどの小物を収納しています。すごく便利です。

初めから収納用の引き出しが付いているソファだと、耐久性や使い勝手が今一つのものも多いのですが、ソファの下を利用するのであれば、下に置くカゴやボックスのサイズを自分の好みで工夫できます。

この収納方法の便利なところは、この他

  • カゴを置くことで、猫がソファの下に潜り込んでしまうことを防げる
  • 11cmの高さがあれば、ルンバが掃除してくれる

の2点。

わが家にとって床下の高さ110mmは奇跡の数字でした(大げさ)


長く使うソファ。時間がかかったとしてもお気に入りのものを選ぶことをお勧めします


意外に難しいソファ選び。リビングのインテリアの引き締め役としてのソファの選び方を、実例を交えながら紹介させていただきました。

数カ月は時間をかける覚悟で、

(1)座り心地、(2)サイズ、(3)色、(4)素材、(5)収納--の5点をしっかり抑えて、気合を入れて、ソファ探しの旅に出発しましょう。

そして、家具ショップの店員さんに嫌がられても、たくさんのソファに座りましょう。

理想のソファが見つかることをお祈りしています!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都在住。ライター&翻訳者(英語、中国語)として活動中。夫、子ども、猫の3人+1匹暮らし。趣味は、猫と遊ぶことの他、旅行、アクセサリー作り、景色と雪質の良い場所限定でのスキーです。よろしくお願いします。