自宅で作るアイスティー。水出し用のティーバッグを利用すれば環境にも優しい

みなさんのお宅では、冷蔵庫に冷たい飲み物を常備していますか?

わが家では、水出しアイスティーを作って、1年中、冷蔵庫に入れてあります。気温が高い時期だけでなく、乾燥する冬もアイスティーは家族中で大人気です。

鈴(リン)ちゃん
リンも飲んでみたいにゃん
ゆうり
リンちゃんはお水を飲んでね

ここでは、おいしいアイスティーの作り方と必要な道具をご紹介します。また、アイスティーを手作りするようになったきっかけについてもご説明します。


アイスティーを入れる前にお湯を沸かす? そんな必要ないんです


いくら簡単って言ったって、そもそも最初にお湯を沸かすのが面倒……。

そう思いますよね。

  • お湯を沸かして
  • 茶葉を計って入れて
  • タイマーをセットして蒸らして
  • 粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やす。

……。

考えただけで、作るのが億劫になってきます。

加えて、紅茶を入れ終わった後も茶葉を捨てたり、茶こしやスプーンを洗ったり……。手間がかかりそうですよね。

大丈夫です。

私のように「」が付くほどズボラな人でも、簡単にできる方法があるんです。

お湯? もちろん沸かしません。

最低限必要なものは

  • ピッチャー(容量1リットル)
  • ティーバッグ

これだけ。

ちなみにわが家では

ピッチャー「HARIO (ハリオ)」のハンディーピッチャー(1,000ml)

ティーバッグピラミッド型(三角形)の水出しアイスティー

を使っています。

ティーバッグは水出し用を選ぶのがポイントです。水に入れて冷蔵庫に数時間置いておくだけでおいしいアイスティーができあがります。

この他、

  • ティーバッグを入れて置くキャニスター

があると便利です。

インテリアにこだわりがある方なら、外に出しっぱなしにしても大丈夫なように、おしゃれなキャニスターを選ぶとよいでしょう。

さて、肝心の作り方です。

  1. キャニスターから茶葉(ティーバッグ)を1個取り出す
  2. ピッチャーに茶葉を入れる
  3. お水を注ぐ
  4. ピッチャーを冷蔵庫にしまう

わが家のキッチンでは、これら4つの動作は、1歩歩くだけで完結します。

キャニスターが置いてある棚からシンクまでの距離が1歩なんです。

しかも、ティーバッグは水出し用1リットル用ですので、量を計る必要も、お湯を沸かす必要もありません。

ブラボー!

ティーバッグは、わが家ではネットショップで購入していますが、スーパーやコンビニエンスストア、グローサリーストアなど、どこにでも売っています。

家族3人でゴクゴク消費します。夏も冬も1年中、飲んでいます。

平日であれば、夏は1日1.5本、冬は1日1本を飲んでしまいます。

ティーバッグは30リットル分まとめ買いして、ガラスのキャニスターに入れておくだけです。

ピッチャーが空になったら、ティーバッグを捨てて、軽くすすいだピッチャーに再び「ティーバッグ+水1リットル」を入れます


アイスティーづくりのきっかけは、ペットボトルに対する罪悪感


わが家では8年ほど前まで、ペットボトルのウーロン茶やアイスティー、スポーツドリンク、ミネラルウォーター等を買って、冷蔵庫に常備していました。1リットル入りのペットボトル毎日ほぼ1本ずつ購入していました。

外出時にも、ペットボトル入り飲料を買います。

2週間に1度の回収日に出すペットボトルの量がすごかったです。

私は普段、特に環境に配慮して生活しているわけではありません。

それでも、テレビやインターネット、雑誌などで、発展途上国の環境が破壊されているという報道や自然災害のニュースなどを目にすることが増えて、心を痛めることが多くなりました。

家にあるペットボトルをビニール袋にまとめるたびに

「今回もこんなにゴミを出してしまった……」

罪悪感を覚えていました。

それが、ストレスでもありました。

でも、8年ほど前から、家でアイスティーを自分で作るようにして、1リットルのペットボトルを購入することを止めました。

別に

「環境のために今日から1リットルのペットボトルは買わないぞ」

と決心したわけではありません。

ネットで見つけたアイスティー用のティーバッグを「おいしそうだから」という理由で、なんとなく購入したら、自宅でアイスティーを作ることが、いつの間にか習慣になっていました。

なんでも3日坊主で終わってしまう私ですが、このアイスティーづくりは、もう8年間も続いています。

家で、簡単においしいアイスティーを作れます。

鈴(リン)ちゃん
いくら簡単っていっても、ペットボトルより簡単ってことはないと思うニャ
ゆうり
それが、ホントに簡単なの! ペットボトルを洗ったり、ラベルをはがして回収場所に運んだりすることを考えたら、作った方が簡単なんだよ~

アイスティーを作り始めてから、うれしいことが他にも2つ


アイスティーを作り始めるようになって8年。

1日1本と仮定して、1カ月で約30本のペットボトルが削減できている計算になります。

ものすごい量の削減になっていると思いませんか。

外出時にはまだペットボトルの飲料を購入しているので、ペットボトルの消費量はゼロではありませんが、ペットボトル回収日のストレスはほぼなくなりました。

その他にもうれしい変化がありました。

1つは、糖分の摂取量が減ったこと
2つ目は、お金の節約につながったこと

です。

節約できたのは、ペットボトル入りの飲み物を買う分だけではありません。

以前は、仕事からの帰り道にコンビニエンスストアに寄って、1リットルのペットボトルを買っていました。その時につい、スイーツやスナック菓子などを「ついで買い」していましたが、今ではそれがなくなりました。その分のお金も節約できているというわけです。


味に変化を付けることも簡単にできます


でも単に「ゴミを減らせるから」というだけの動機では続かないと思います。

習慣化するには、やはり

  • 手軽さ
  • 美味しさ

が欠かせないでしょう。

時には、茶葉のフレーバーを変えてみることをご提案します。

わが家では、いつものストレートのアイスティーのティーバッグは30個(30リットル分)をまとめ買いしていますが、それ以外の味のティーバッグも少量で購入して、いろいろ試して楽しんでいます。

私がおいしいと感じて、家族にも好評だった味は

  • ミント味
  • アップル味
  • ピーチ味
  • オレンジ味

など。

新しいフレーバーは、小さなタンブラーを使って、少量だけ作って試してみて、おいしかったら、わが家のラインアップに加えるようにしています。

また時間があるときには、カットしたフルーツを入れてみて、フルーツ・イン・ティーを作って楽しむのもいいですね。


簡単でおいしいアイスティー、ぜひお試しください


水出し用のティーバッグを使えばおいしいアイスティーを簡単に入れられることはお分かりいただけたと思います。

必要なものは

  • 水出し用ティーバッグ
  • ピッチャー(容量1リットル)

これだけです。

あとは

  • 茶葉を入れて置くためのキャニスター
  • かわいいグラス

があれば、十分です。インテリアに合ったものを選んでくださいね。

ここまで読んでいていただいてありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京都在住。ライター&翻訳者(英語、中国語)として活動中。夫、子ども、猫の3人+1匹暮らし。趣味は、猫と遊ぶことの他、旅行、アクセサリー作り、景色と雪質の良い場所限定でのスキーです。よろしくお願いします。