猫たちは縦方向の動きが大好き。
にゃんこの魅力は数えきれないほどたくさんありますが、その1つとして、ジャンプ力が挙げられます。
ひょいひょいと高いところに上って、上から見下ろす一連の行動がなんとも愛らしいですよね。高いところでくつろいでいる姿にも、思わず笑みがこぼれます。
わが家の場合、
- 猫が飛び乗ったり、飛び降りたりしても壊れない丈夫なもの
- 猫が乗っかって思い切り遊んでも倒れない安定性
- 長く使える耐久性
が、絶対条件でした。
加えて
- 価格がリーズナブル(安ければいいという意味ではありません)
- リビングの雰囲気を壊さない
という2つの条件に当てはまれば、さらに良し、です。
この他、
- 自分ひとりでも簡単に備え付けることができるのか
- そもそも実際に猫が気に入って使ってくれるのか
という点も非常に気になります。
「リビングのインテリアの雰囲気を壊さないもの」という点では、今は、白一色のものや北欧ふうの木製のものなど、おしゃれなキャットタワーがたくさんあります。
また、ハウスやハンモックが付いているなどにゃんこが喜びそうなものから、テレビ台や戸棚と一体化しているなど人間の生活にも役立ちそうなものまで、種類も豊富です。
でも、通販サイトを検索して、良さそうなものを見つけても、レビューを読むと、評価が分かれる商品が多いという印象です。
- 爪とぎが付いているのは良いけれど、交換が頻繁に必要だったり
- 付属のふわふわクッションはとてもかわいいけれど、毛羽落ちと糸抜けがひどかったり
そういうレビューを見ると、迷ってしまってなかなか決められません。
そもそも、「わが家の猫たち」が気に入ってくれるのか--。そこが一番の問題です。
レビューが5つ星でも、うちの猫が使ってくれなければ意味がありません。
キャットタワー選びに失敗しても返品できるかどうか分かりませんし、返品できたとしても大きいので梱包や発送のことを考えると、二の足を踏んでしまいます。
さてどうしましょうか。
無印良品の「壁に付けられる家具」を使ってDIYしました
悩んだ挙句、わが家では、キャットタワーの代わりに、無印良品で購入した「壁に付けられる家具」シリーズを使用することにしました。
これで、わが家のにゃんこ達は、
- 床
- ソファまたは電子ピアノ
- 無印良品の棚
- 小窓の桟(さん)の上
というふうに、縦方向に動くことができるようになりました。
キャットタワーのDIYです。
この手作りキャットタワーの良い点は
- 見た目がシンプルでおしゃれ
- 棚として使える実用性
- 価格が安い
の3点です。
それぞれの項目を少し説明してみますね。
「壁に付けられる家具」をDIYした3つの理由
上に書いたように、「壁に付けられる家具」を選んだ理由は3つあります。
1つずつ見ていきましょう。
・見た目がシンプルでおしゃれ
余計な飾りのない、シンプルなデザイン。
色も
- 薄い色(オーク材)
- 濃い色(ウォールナット材)
の2種類があります。
うちのリビングルームで使用している箱型の他に、シンプルな棚、コーナー棚、長押、フック、鏡などたくさんの種類がありますので、シリーズで揃えて使ってもいいと思います。
わが家では、ほかの部屋でシンプルな棚を使っています。

・棚として使える実用性
単にキャットタワーとしてだけではなく、箱の中に小さな小物を飾ることができます。季節の小物を飾ったりしています。

・価格が安い
無印良品のサイトで調べてみると、現在の価格は、
- 薄い色(オーク材)が税込3,890円
- 濃い色(ウォールナット材)が税込5,490円
お手頃価格でお勧めです。
「壁に付けられる家具」の良い点として、本来はここに
・取り付けが簡単
という項目が加わるはずです。
このシリーズの売りはもともと、「石膏ボードの壁であれば、壁を大きく傷つけることなく、画びょうのような小さなピンで、簡単に取り付けられる」という点です。
ただ、うちのリビングで使っているタイプの棚の耐荷重は5kg。3kg強の猫が飛び乗った時の衝撃に耐えられるように、わが家では付属のピンではなく、大工さんに頼んでガッチリと取り付けてもらいました。部品は付属のものを使いましたが、釘で固定してあります。これで、安全面もばっちりです。
よいアイディアが浮かべば、DIYも選択肢の一つ
「壁に付けられる家具」を使ったキャットタワーのDIYのアイディアいかがでしたか。
私的には、リビングのインテリアの雰囲気を壊すことなく見た目もおしゃれで、猫も運動ができて、一石二鳥。大満足です。
壁を使えば、いろいろなパターンでにゃんこの足場が取り付けられそうですね。よいアイディアが浮かんだら、にゃんこがケガをしないように、しっかりとしたキャットタワーを作ってあげてください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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